3月25日(火)、中央大学の卒業式がありました。テレビで蓮池薫さんの卒業のニュースを見て、剣道部の学生のことを想った先輩方も多いのではないでしょうか。
今回、剣道部を卒業された4名の先輩から、メッセージをいただきました。晴れて剣友会の一員となられた先輩方の、社会人としてのご活躍を心よりお祈りします。
(敬称略)
山本 健太(主将) (出身高校:長崎県 長崎南山高校)
四年間を振り返って思うことは、本当に充実していた四年間だった、ということです。辛いことや苦しいこと、色々ありましたが、仲間が支えてくれたお蔭で、私自身、主将として務めることができました。私はこの中央大学剣道部で逆境を乗り越える力が身についたと思います。これから社会に出てもくじけず前進していける自信がつきました。また在校生には、日本一という目標に向かって、チーム一丸となって日々精進してほしい、と願っています。応援しています。本当に四年間有難うございました。
前田 康博(主務) (出身高校:熊本県 九州学院高校)
中央大学剣道部が創部されて100年-。私は99年目という、できることなら一年プラスしてほしい年に卒業することとなった(笑)
四年間いろいろなことがありましたが、私は周囲の方々に本当に支えられました。厳しいながらも温かく見守ってくださった部長・監督・助監督・コーチ、いつも声をかけてくださった先輩方、アドバイスをくれたり、悩みを聞いてくれた部員、本当に感謝しています。私は人生の四年間という大学生生活を中央大学剣道部で過ごすことができて誇りに思います。これから社会に出て行きますが『中大剣道部魂』を忘れず、しっかり頑張っていきたいと思います。中央大学剣道部、本当に本当にありがとうございました。
(肥後銀行に就職)
升田 良(寮長) (出身高校:愛媛県 新田高校)
私は中央大学剣道部、それ以前に中央大学すら知らず入学させてもらうことになりました。初めて寮に連れて来られた時は最悪な天候で、さらに部屋をみて衝撃を受けました。こんな所で生活はできないと思いましたが、最高の先輩、後輩そして同級生に恵まれ、次第に、南平寮がものすごく居心地の良い場所になっていきました。
稽古においては、今までの剣道人生の中で最高に剣道が面白いと感じられる環境でした。それは部長・監督・助監督・コーチ、OBの先輩方、父兄の方、部員全員が中大に対し誇りをもち、一生懸命取り組んでいたからだと思います。
こんな素晴らしい場所で剣道できたことに感謝しています。これからは、一、中大ファミリーとして少しでも力になれるように、自分自身を磨き努力していきます。
四年間ありがとうございました。
(大阪府警に就職)
青木 智(女子主将) (出身高校:神奈川県 横須賀高校)
剣道部では、最後まで諦めない心、自分の弱さに打ち勝つ力、お酒の注ぎ方、一発芸、そして何より仲間の大切さを学びました。
何か嫌なことがあっても、道場で仲間と竹刀を振れば忘れられた。
辛い練習も、仲間の顔を見ると、踏ん張れた。
いろんな涙を仲間と流した四年間、一生の宝物です。
みなさん、本当に有難うございました。
(キヤノンマーケティングジャパン株式会社に就職)
*個人情報に考慮し、掲載にあたり、各先輩のご了承をいただいております。