試合当日の京都は、残念ながら、まだ桜は咲き始め。
「花冷(はなびえ)」という言葉を思い出させる冷たい風が吹いていました。
しかし、会場の隣、武徳殿(重要文化財)の裏では、
全国から集合した剣士達を歓迎するかのように、桜が満開。
今年もここに世界中から錬士六段以上の剣士を迎え、5月2日から4日間
にわたり「全日本剣道演武大会」が開催されます。 (昨年の様子はこちら)
徒歩数分で平安神宮に到着。
平安朝の頃より大極殿の前に咲く「左近桜(さこんのさくら)」は、まだ咲き始め。
こちらは、試合前日、選手激励会が開催された祇園の夜桜。
とてもにぎやかな繁華街にあるのに、桜の下では音が消えてしまいます。
初桜 折しも今日は よき日なり (松尾芭蕉の句)
・・・よき日なり。
全日本優勝、おめでとう! (嬉し涙)
(2009年3月28日~29日に撮影)