中央大学剣友会

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合宿の地は今…「洞爺湖」

そろそろ合宿の話題を耳にするようになりました。
過去の合宿地一覧はこちら

5月に北海道の洞爺湖に行く機会があり、当時の記憶をたどってみました。
(高槻は昭和61年の最後の洞爺湖合宿経験者なので、24年ぶり!)

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↑晴れると、湖の向こうに、雪を抱いた羊蹄山(蝦夷富士)をのぞみます。絶景!

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↑中日にこの白鳥に乗って、こぎ疲れてしまった先輩がいたような…

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↑4つの島からなる中島をめぐる遊覧船がありました。

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↑夕暮れの洞爺湖。
  1978年の泥流災害犠牲者の鎮魂の意を込めた彫刻作品です。
  
うーん、でも覚えてないなぁ…洞爺湖合宿で覚えているのは湖畔の花火。
毎晩毎晩、花火がとてもきれいだったことと、バスで移動した、体育館。

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↑中日の観光のメインは、バスで10分のところにある昭和新山。
 有珠山ロープウェイと熊牧場をご記憶の先輩も多いはず。 

でもわたしはお金もなかったし、
疲れていたから少しでも横になりたかったし、
そして何より、寸劇の台詞を覚えるのに必死だったし、中日はどこにも行かず。
今回が初めての昭和新山訪問となりました。

寸劇はよく覚えています。故下田敏幸先輩(63年卒)と同じ班でした。
下田先輩が観てきたばかりの映画「天国の駅」(主演:吉永小百合)を台本に
シリアスな演技を要求される羽目に。 
なんてったって吉永小百合の役だしね…

深夜におよぶ厳しい稽古の甲斐あって、見事、我々の班が優勝。
レギュラークラスの先輩が、照明や音響といった裏方に徹して下さいました。
女性の死刑囚という難しい役柄ながら(日中の稽古よりキツかった)
迫真の演技により観客の涙を誘って主演女優賞を受賞したワタシは(←自慢)
下田先輩が卒業するまでずっと、その時の芸名(タマエ)で呼んでいただきました。
まさか、卒業されてから一度もお会いできないままお別れすることになるとは
夢にも思わず…。平成17年1月、故郷の熊本で急逝、享年39歳。
八代東高校でインターハイ、玉竜旗、国体を制し
中大でも新人戦(2年次)、関東(3年次)、全日本(2年次)と
団体タイトルを総なめにされた昭和最後の中大主将、故下田先輩の笑顔は
記念誌別冊に掲載されています。


あの時代、「木鶏」の一発芸で勝とうなんて、思わなかったよなぁ・・・ けしからん
(注:剣道時代6月号 「京都から…(下) 山下忠典」をご参照ください)

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