中央大学剣道部
部長 眞 島 和 已
明けましておめでとうございます。
先輩の皆様方におかれましては
よき新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
旧年中は、多くのご支援を賜り、誠にありがとうございます。
心より御礼申し上げます。
昨年の戦績については皆様ご存知とは思いますが
改めて振り返ってみたいと思います。
5月の関東学生選手権大会では
兵藤裕則君(4年桐蔭学園)が昨年の怪我から復帰し3位となり
本学からは彼を含めて5名が全日本学生選手権大会の出場を決めました。
そして、7月の全日本学生選手権大会において
梅ヶ谷翔君(福岡大附属大濠)が1年生ながら見事に優勝を果たしました。
本学の学生選手権者は、中澤圭介君(当時4年・現コーチ)以来10年ぶり
のことでした。3位に永井雪新君(2年、九州学院)、ベスト8に村上武君
(2年、桐蔭学園)が入り、下級生が結果を残した大会になりました。
秋になりますと、下級生の勢いに加え、宮本浩平主将、榎本雄斗副主将
を始め上級生たちが発奮して臨んだ9月の関東学生剣道優勝大会、
11月の全日本学生剣道優勝大会でしたが、ともに3位に終わりました。
そして、全日本優勝大会の翌週行われた関東学生新人戦大会では、
代表戦の末、惜しくも準優勝となりました。
近年、団体戦では、なぜかわずかのところで、勝利が掌からこぼれて
おります。目的意識を持ち、しっかりした稽古に裏付けられた実力があり
ながら、あと一歩です。
さて、12月初旬、公益財団法人日中友好会館の主催で、中国大学生
訪日団がスポーツ交流(剣道)の目的で本学を訪れました。
(剣道部のホームページより写真をお借りしました)
(編注:剣道部のホームページで、この日のことが紹介されています)
訪れたのは、北京大学、北京大学医学部、北京科技大学、中国人民大学
など名門大学の学生たち約60名でした。多くは大学から剣道を始めた学生
たちで、中には防具の付け方もままならない学生もいました。実力の差は歴
然なのですが、とにかく剣道が好きで、少しでも学ぼうとする意識や剣道に
対する情熱が、彼らの眼差しや振る舞いからひしひしと伝わってきて感動を
覚えました。当然、本学部員たちも指導に熱が入りましたし、稽古後も予定
時間を大幅に超過するほど素晴らしい交流ができたと思います。言葉は通
じなくても、彼らの剣道に対する情熱やひたむきな姿勢は、部員たちも感ず
るものがあったと思います。
昨年、プロテニス界では、錦織圭さんが大活躍されました。
その裏には、世界ランキング上位にありながら、基本練習を繰り返しながら
技術体力面の強化だけでなく精神面の強化を図り、さらには、プロとして試
合に臨む意識改革も行ったそうです。物事を達成するためには、
Fear(怖れ)、Failure(失敗)をイメージせずに、
Purpose(目的意識)、Passion(やる気、気合)、Pleasure(楽しさ)に加えて
Positive Thinking(前向きな考え)が必要とのことです。
何事にも、ひたむきにそして前向きに取り組むことが大事なのかもしれ
ません。
宮崎正裕師範、北原修監督、上村昌弘助監督、中澤圭介コーチを擁する
恵まれた指導陣のもと、ひたむきにそして前向きに稽古に取り組み、
今年こそ全日本学生優勝大会の栄冠を勝ち獲りたいと存じます。
最後になりましたが、
先輩皆様方の今年一年のご多幸とご健勝をお祈りするとともに
今後とも剣道部への熱い応援をお願い申し上げ
新年の挨拶といたします。
本年もよろしくご指導のほどお願い申し上げます。
平成27年 正月
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※初稽古は中大剣道場で。
2015年1月11日(日) 9時半集合、10時稽古開始
車で来校される場合、学内手続きの都合上、1月5日(月)までに
主務か、寮まで、連絡をお願いします。
※新年会は初稽古の後で、大学近くの「寿司安」にて。
予約の都合上、参加希望者は1月6日(火)までに
助監督か、主務まで、連絡をお願いします。
※四年生送別会は、調布パルコ8階(調布クレストンホテル)にて。
1月25日(日) 18時半開始 会費1万円
予約の都合上、参加希望者は1月16日(金)までに
助監督か、主務まで、連絡をお願いします。
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