世界大会を控えた某日のこと。
蒼い目の剣士たちが、電車に乗って
(補足)
ご存じない先輩も多いと思いますが
今は、2000年1月に開通した多摩都市モノレールの
「中央大学・明星大学駅」が最寄駅です。
中大道場へ来場され
7月の全日本個人戦に出場する学生も含め、15名と対戦。
日本に来るのも、アジア系の大学生と試合をするのも初めて。
もちろん中大の学生にとっても、めったにない機会でした。
蒼い目の剣士を率いるのはもちろん、柏木先輩(50卒・セルビアコーチ)。
ワタシは津村先生の葬儀以来、3年ぶりの再会でした。
まだこれから来日する選手がいること
セルビアでは多くが成人してから剣道を始めること(18歳位から)
防具はインターネットで購入すること
「間合い」などの剣道用語はそのまま日本語で覚え、知っていること
タカナベさん、ウチムラさんがヒーローであること
剣道の指導は
柏木先輩を含む代々のJICAのボランティアが行っていること
・・・などなど、沢山質問して、いろいろ教えていただきました。
平均年齢も高いし、剣道歴も短いし
なにより、剣道をほとんど独学でスタートしたかもしれない
セルビアの選手たちですが、学生を相手に大健闘。
本番を前にした貴重な試合の機会に、柏木先輩はとても厳しくて
試合中も大きな声で 「ムーブ、ムーブ!」 「ナイス コテ!」
などと指導されていました。
最後に学生からエールをもらって、選手からお礼のあいさつ。
お疲れさまでした!
世界大会での、セルビア選手団の活躍を祈ります。