新年のご挨拶
先輩方におかれましては、よき初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
旧年中は、各大会に多くの先輩方が応援に駆けつけてくださり、
ご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。
また、昨年から始まりました選手強化策に対してもご賛同いただき、
多くのご支援を賜りましたことをこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
おかげさまで、その成果は着実に選手の体力向上に役立っており、前半の関東学生剣道選手権大会では、梅ケ谷翔君(法学部3年、福大大濠高校出身)が第三位、さらに出場10人中9人が全日本出場を果たしました。ただ一人涙を飲んだ染矢椋太郎君(法学部2年、高千穂高校出身)はわずか3週間後の東京都学生剣道選手権に優勝し、その実力を見せつけてくれました。その後7月の全日本学生剣道選手権は、本学久々の上段の三上ヘンリー大智君(商学部2年、東海大第四高校出身)が第三位に入りました。
(剣道部のホームページより写真をお借りしました)
故津村先生ゆかりの地、和歌山で、充実した合宿を経て臨んだ関東学生剣道優勝大会は、国士舘大学を破っての13年ぶりの優勝を果たしました。
その勢いをそのままに、目標としていた全日本学生剣道優勝大会に臨みましたが、決勝戦で大阪体育大学の前に涙を飲みました。あと一歩、気持ちとしては・・・・・・。非常に悔しい思いをしました。昨年の剣道界は剣道誌に大阪特集が組まれるほど、大阪勢が主要大会を席巻しました。その中には本学卒業生の活躍もありましたが、何かが大阪にあったのかもしれません。
勝負の格言に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」と言われます。謙虚に敗因を分析し、次に備えなければいけないと思っております。また、同じ書に「道にしたがい、道をまもれば、勇ましさがなくても必ず勝ち、道にそむけば必ず負ける」と説いています。通常の稽古以外に昨年から行ってきている体力強化のためのトレーニングや栄養学の知識習得、それに伴うサプリメントの摂取など、北原監督の下で行ってきたことは間違っていないと思います。今年もやるべきことを地道に、かつ着実にやっていきたいと思います。
最後になりましたが、先輩方の今年一年のご多幸とご健勝をお祈りするとともに、今年もより一層のご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
平成29年 正月
中央大学剣道部
部長 眞 島 和 已
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