未だ木鶏足りえず

未(いま)だ木鶏(もっけい)足りえず

タイトルの意味が分かる方は
大相撲のファンか
昭和54年の全日本優勝を知っている時代か
あるいは 過去の「斌徳」(ふとく)を熟読しているか
それ以前に、知識人か。

(編注)
斌徳3号(昭和54年12月1日発行)中では
「木鶏に似たり」で紹介。
201707071.jpg

この記事では、故高木友之助先生(前部長)に
ゆかりの深い、双葉山の言葉として有名な
「未だ木鶏足りえず」で紹介します。

そういえば、あるところに「武徳」と書いてありましたが
それ、違うから。

そもそも「斌徳」とは
戦前、戦後を通じて北島先生命名の剣道部機関誌で・・・
いや、その話は今度にしよう。

そう、「木鶏」の話。

西日本勤労者剣道大会(高知)の前日
こんな写真が送られてきました・・・あ! これは・・・
20170707.jpg

平成6年卒の井上(先鋒)、馬渡(中堅)、山下(大将)で
チームを組んだ「木鶏会」だ!

土佐の三志士気取りかっ!
IMG_2322.JPG

(編注)
高知駅前に、三志士像があります。
左から武市半平太先生、坂本龍馬先生、中岡慎太郎先生。

よほど嬉しかったんだろうね。
201707072.jpg
鹿児島の三浦武道具店で垂ネーム新調したりして。
大人の修学旅行だね。

チーム木鶏の活躍ぶりは
常光先輩がコメントに書いてくださった通りなのですが

(この記事のコメントです)

3試合目に、香川県教員チームに堂々の敗退。
スコアも、恥ずかしいものじゃないから、載せていいだろう。
201707073.jpg

試合時間は4分。
このメンバー相手に、この年齢差で、互角でした。
(分かりますよね。お相手は元筑波大の主将とか)

香川県教員チームはこの後、九電工Aに本数勝ち
本川先輩のいた西日本シティCに勝つなどして勝ち進み
20170604mirei3.JPG

準決勝で惜敗したものの、3位入賞。
201707077.jpg

チーム木鶏の3試合は
二本勝ちはあっても、誰ひとり二本負けはなく
年齢と稽古不足は、チームワークと
何か不思議な力でカバーして、お見事な試合ぶりでした。
201707074.jpg

常光先輩も、担当の試合会場を離れて応援に来てくださって
201707076.png

なんか、中大剣道部っていいなぁと思った瞬間でした。
(えっ 今さら?!)

隆二先輩(H2卒)は心配そうでしたけどね。
201707075.jpg


なお井上先輩より、本件について
長文の、ホームページ用原稿が送られてきました。
長いんですけど・・・載せなきゃダメ?
次号の「斌徳」でいいんじゃない?

> なんで「斌徳」やねん(怒) せっかく書いたのに。

長過ぎるのはどうだろう。

> もちろん、長いわい(怒)

というやりとりがあり 
仕方ないので せっかくなので、紹介させていただきます。

でもこの文章は
「斌徳」に永遠に残したほうがいいと思うんですけどね。
201707078.jpg

あ、もう夜遅いので、今日はこの辺で。
圭二先輩の原稿は、後日ちゃんと掲載します。
東京でもヒアリが見つかったというニュースを心配しながら
そろそろパソコンを落とします。わ~眠いな~  

・・・未だ木鶏足りえず
(そんな安易に使う言葉ではないという、批判の声も聞こえます)
(29連勝くらいしないと)


(編注)
関東在住の山下先輩の本大会参加について
事前に大会関係者さまから了承を得ています。

(編注)
7月6日の愛媛新聞でも、この言葉が紹介されています。
大城戸功先生(範士八段)の紹介記事文中です。

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