この日、多くのご来賓にご臨席の栄をたまわりました。
中央大学、他体育会運動部の監督や先輩方、関東学生剣道連盟から他大学の先輩、田島剣友会、故津村耕作先生の奥さまなど、50名強。
ご挨拶として、祝賀会にふさわしい素晴らしいお言葉をいただきました。
関東学生剣道連盟の佐藤成明会長(昭和36年東京教育大学卒)
ご挨拶の中で、関東学連のゆかりの中大OBとして故川原大三郎先輩、故須郷智先輩(二代目監督)、故白和三郎先輩のお名前を挙げていただき、大変光栄なことと、背筋が伸びました。
※三名はお言葉の通りの順番に記載しました。
※故川原先輩(昭和15年卒)については最新の「斌徳」6号にて林先輩(40卒)が偲ばれていますのでご一読ください。
※故白和先輩(昭和29年卒)は第一回全日本学生剣道優勝大会で中大が優勝した時の大将、2-2で大将戦となり勝利。「白和のメン」は後世の語り草となった。昭和62年12月16日稽古中に倒れ、享年56歳(「斌徳」4号より抜粋)。
中央大学の理事長、大村雅彦様
中大の剣道部といえば津村先生を思い出します、という大村理事長(ゴルフ部部長)は、故津村先生にゴルフの初歩的なことを教えていただいたというエピソードを語っていただきました。またゴルフも「紳士のスポーツ」と評されること等からゴルフと剣道の共通点を感じられているそうです。
中央大学の総長、酒井正三郎様
直近の10年間で準優勝が3回、第三位が2回という実績のその先に優勝があり、創部125年の記念式典の年であったことはまさに雌伏雄飛(※)、この時を待ってと思わせるものがあるという、お言葉をいただきました。
(※)雌伏雄飛
活躍の機会をうかがいながら、やがては大いに活躍すること。
中央大学の学長、学友会の会長、福原紀彦様
故津村耕作先生が海外留学の際に一年だけ剣道部の部長をしたこと、試合では故高木友之助先生と故橋本龍太郎先生(元内閣総理大臣、慶応OB)の間に挟まれて若い自分が応援する時に、中大剣道部の伝統を感じたことをお話しいただきました。
・・・実は剣道部の部長だったんですよ、と控え目なご発言でしたが、前回(2013年)発行の名簿から採用した歴代師範、部長、監督の一覧にお名前がありますので、多くの先輩が存じ上げており、この日は福原部長時代の先輩も列席していました。
(平成9年度、今から22年前になります)
レスリング部の会長、関正様
まさか剣道部がこんなに長い間優勝から遠ざかっていたとは夢にも思わず驚いているけど、中大剣道部が戦前戦後を通して剣道界を牽引したことは間違いない。これから勝利を重ねていかれることを祈っている。勝負に勝ったらそれでいいというのではなく、大学においては勉強という課題をクリアし、剣道を通して人間形成していただきたいが、これは生半可な気持ちではできない。私は、全力投球をして初めて自分の道が開けると感じている。剣道部の皆さんがこれからも全力で稽古されますようにと、学生に対しての激励の言葉で締めくくっていただきました。
なおレスリング部は、昨年、全日本学生選手権のフリースタイルで36年ぶりに優勝されています。おめでとうございました。来年の東京オリンピックでのご活躍も祈念しております。
経験と実績を積まれた大先輩からのお言葉の素晴らしさはさることながら、どなたもメモを見られることなく、第66回全日本剣道優勝大会という正式名称や剣道部部長、監督、助監督の名前などをよどみなく話していただき、大変光栄に思います。
全員をご紹介できず申し訳ありませんが、ご来賓の皆さまのお蔭で、祝賀会を開催することができました。たくさんのお祝いと励ましの言葉をいただきました。剣道部、剣道部卒業生一同、心からお礼を申し上げます。
また中央大学の学友会体育連盟各部のご活躍をお祈りいたします。
(剣道部以外の優勝祝賀会にも行ってみたいものだと思いました)
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