中央大学剣友会

蒼穹（そうきゅう）とは。　雲のない、青空のこと。
１３日の「眞島部長へのお礼の会並びに潮部長就任式」の日がまさに、そうでした。

新しい部長は、どうやら本当に、朝昼晩とホームページを見ているようです。部長も待っているし、１３日の余韻が残っているうちに記事を完成させたいという気持ちはあるのですが、先に、この記事を書かせてください。

今春、中大剣道部は、久しぶりに秋田の高校から部員を迎えました。

さかのぼること４８年前、昭和４６年（１９７１年）、秋田高から中大剣道部に２名入部。

面影があります。柏木先輩と、故菊地先輩（４月１０日ご逝去）。５０卒同期。

故菊地先輩に最後にお会いしたのは昨年の７月２８日。２０２０年秋田合宿開催に向けての決起集会の場でした。

故菊地先輩の締めのご挨拶で、乾杯。

来年の秋田合宿に学生を迎えることを楽しみにされていたはずですし、私も当然のように、来年、お会いできると思っていました。

蒼穹の下、テミス像を見ながら、私が思い出したのは

２００８年、斌徳の『別冊』を制作した時に柏木先輩からお借りした卒業式の日の写真

我々世代の「中大のブロンズ像」は、コレですよ。
御茶ノ水時代から変わらず、中大生になじみの深いのはテミス像ではなく（すいません）、この二人の青年の像。これを書くにあたり調べました。正式名称は『蒼穹』なんだそうです。

「蒼穹（青空）」の下でテミス像を見たけれど、思い出したのは４４年前に『蒼穹』の前で撮られた写真。そんなとりとめもない話を、故菊地先輩とする機会がないことを残念に思います。

故菊地嘉武先輩のご冥福を、心からお祈りいたします。

※『蒼穹』は１９６２年に駿河台キャンパスに設置～多摩キャンパスに移転。
※テミス像は２００６年に寄贈されたそうです。
※この記事を書くにあたり、５２卒川村先輩に、写真の確認をお願いしました。ありがとうございました。