剣友会の諸先輩方、明けましておめでとうございます。昨年も多大なるご支援を賜り、剣道部一同、心より感謝申し上げます。
「二連覇」
昨年を振り返るうえで、この言葉なくしては語れません。本間主将のもと、普段の稽古から、大変充実した一年でした。四月から試合を振り返ってみますと
第58回日本大学・中央大学・明治大学剣道定期戦(4月14日) 優勝
第52回法政大学・中央大学剣道定期戦(6月16日) 優勝
第68回関東学生剣道優勝大会(9月15日) 準優勝
第67回全日本学生剣道優勝大会(10月27日) 優勝
第65回関東学生剣道新人戦大会(11月24日) 3位
という充実ぶりでした。なお、敗れた2回の相手はいずれも筑波大学であり、今年も否が応でも意識せざるを得ません。
個人戦でも
全日本学生剣道選手権大会(6月30日)で山﨑将治(商/2/帝京第五)が3位
本間渉(法/4/九州学院)と丸山大輔(法/4/高輪)がベスト8
東京都学生剣道選手権大会(5月26日)で黒木裕二郎(商/2/九州学院)が優勝。
素晴らしい成果を残してくれました。
一方、女子は、団体、個人ともに全日本出場が叶わず。しかし、最後の関東女子学生剣道新人戦大会(11月30日)では準優勝。2020年は女子強化の完成年度でもあります。男子同様、全日本制覇を真剣に目指し、すでに動き始めております。
さて、昨年、眞島先生より、歴史と伝統あるこの剣道部を受け継ぎました。
あらためて、この部の運営に関わることができ、大変嬉しく思います。何よりも、学生が皆、生き生きしています。日本一という、とてつもなく高い目標に向かって、全員が真剣に取り組みながらも、今時の若者らしく、元気に明るく楽しく、日々、主体的に取り組む姿が大変印象的です。
部の一員になって、その秘訣が少しずつ分かってきました。
宮崎師範、北原監督以下指導スタッフはもとより、御父母や剣友会の皆様はじめ、様々な方が、剣道部を良くしようと懸命に取り組んで下さいます。もちろん、時には厳しく。しかし常に、何事も最後は学生のためになるかどうか、という判断基準が、関係者全員で共有されているように思えます。学生剣道の主役はやはり学生たちであって、いかに彼ら彼女らの能力を発揮させられるかを常に考えて下さっている。それに応える学生たちも素晴らしいですが、百年以上にわたる中央大学剣道部の歴史と伝統の凄みを感じた一年でした。
また、いつも私をさり気なく支えて下さる眞島名誉部長にあらためて感謝申し上げます。私の頼りない面をたくさんお見せしたことと思いますが、いつも笑顔でそっとフォローして下さいます。
最後に、剣友会の皆様からの様々なご支援に対し、あらためて感謝申し上げるとともに、今年一年の皆様のご多幸をお祈り申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。
令和2年 正月
中央大学剣道部
部長 潮 清孝
<編注>
潮部長は昨年(2019年)、部長に就任されました。
まだお会いになったことがない先輩もいらっしゃると思いますが、自己紹介をいただいておりますのでご覧ください。
眞島名誉部長からもご挨拶をいただこうかなと思ったのですが、過去10年にわたる年末執筆のプレッシャーを鑑み、止めました(わたしのプレッシャーは・・・)。紅白を観ながら一年を振り返り、写真を選んだりするのは貴重な時間です。今どき、日時を指定して自動更新すれば良いものを、いつも0時ジャストに手動で「公開」します。
そういえば、今年の紅白を観て思ったこと。
令和2年度の剣道部スローガン、「大丈夫」あるいは「限界突破」というのはどうだろう。本年もよろしくお願いいたします。
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