中央大学剣道部 部長
潮 清孝(面マスク着用の場合)
(前編より続く)
【ヨーク大学訪問 等】
トロント滞在中、ゼミ学生とともに様々な場所や施設を訪問しました。
朝稽古後に学生と合流して、ヨーク大学を訪問。
同大学で勤務している知人の案内のもと、広大なキャンパスをゆっくり歩き回りながら、ビジネススクールや各学部の授業、図書館、スポーツ施設などを見学。
翌日は、市庁舎訪問や現地旅行代理店の人たちの解説を聞きながらのナイアガラ散策。ちなみにナイアガラの滝は、浸食を防ぐため、夜間は水量が大幅に減るそうです(人工水路から水を迂回して流し、発電に利用)。
(写真は2017年昼に撮影のもの)
モザイク文化といわれるカナダのなかでも、トロントは多民族、多文化主義の先駆け的な都市。剣道がトロントで広く受け入れられているのには、そういった面も影響しているのかも。
(2019年9月9日夜、JCCCにて、稽古後)
せっかくなので、現地で習ったカナダのマナーや文化を少し紹介。
大人は小走りしない(小走りは子供のすること。大人はゆったり、悠然と振る舞う)。
咳やくしゃみは肘で受ける(間違っても、くしゃみを受け止めた手で握手してはいけない)。
レディーファーストは基本中の基本(ドアの開け閉めは必ず男性が先回り)。
レストランではテーブルごとに担当がつくので、注文等はその店員が聞きに来るまで待つ=他の店員を呼び止めてはいけない(その店員も、別のテーブルを担当している)。
担当者のサービスレベルに応じて必ずチップを払う(チップを払わないのは、不快なサービスを受けたことの意思表示)
などなど。むむむ...(自己反省)。他には、
残業なんてそもそも選択肢にない。
その結果、みんな同じ時間に退社するから、午後5時くらいには街中に人が溢れている。結果、歩道も車道も地下鉄も渋滞がひどい。
業務後もっと働き(稼ぎ)たければ、Uber(車の運転)で好きなだけextra work & make money!!(Uber運転手談)
後編に続きます。
<高槻補足>
「モザイク文化」(※)を象徴するような写真がなくて、チャイナタウンの一角が写った写真を拡大(無理矢理感が・・・)上でご紹介しました。元はこんな写真
向こうに見える高層ビル(オフィスビルやマンション)に比較して昔ながらの建物が残っているこのエリアが好きで、よく歩きました。そしてこの近くに、部長とゼミの教え子たちが泊まった一軒家があります。
えっ、ホテルではなく、一軒家に泊まったの?! というあたりは後編で。
(※)モザイク文化
トロントには80を超える移民たちのコミュニティがあるとされ、それらは混じり合うことなくエリアごとにその国を象徴するようなレストランやショップが並んでいます。米国のニューヨークは「人種のるつぼ」と言われ、やはり移民が多い街ですが、ちょっと違うんですよね。
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