少し前に関西のOBから、41卒の代の主将、藤田徹先輩(和歌山商業/旧姓:数見/ご卒業後は阪急百貨店にお勤め)の訃報をご連絡いただきました。阪急百貨店に勤務されていた時の、世界大会のご出場をご紹介したかったのですが、情報を探しきれず。同期の黒田先輩にご相談、黒田先輩が調べて下さって、やっと分かりました。
●第2回世界剣道選手権大会
1973年(昭和48年)4月15日開催(於:アメリカ)
藤田徹先輩は、男子個人第3位。
この年の優勝は、桜木哲志先輩(国士舘)だったようです。
出所はこちら
(団体戦に出場されたかどうか分からず。ご存知の方は是非、コメント機能でご連絡下さい)
これも、黒田先輩にご提供いただいた写真です。
「今昔」
昭和40年3月、主将の藤田(旧姓、数見)始め4年生20名で箱根へ一泊旅行をしました。当日所用あって7名の不参加者(故植本、加藤、下山、杣野、中島、松野、村井)がいましたが、この旅行の目的は、最上級生になったということで、寮生、寮外生がまとまって範となり、全日本学生優勝大会で優勝することでした。大いに飲み、歌い、語り合い、有意義な2日間でした。結果は残念ながら3位に終わりましたが、43年前の意気軒昂な青春時代のヒトコマです。
(2008年発行の「斌徳別冊」より、黒田先輩の原稿の一部を抜粋)
なお、この記事を書こうと思っていたタイミングで、全日本剣道連盟のホームページに、1970年(昭和45年)に日本で開催された第1回世界剣道選手権大会(18ヶ国・地域が参加)の記録映像が公開されました。
「沖縄 12名」というテロップが流れますが、この映像の日(4月5日)のちょうど2年後、1972年5月15日に同じ日本武道館で沖縄復帰記念式典が開催されました。歴史を感じます。
2021年にフランスで予定されていた 第18回世界剣道選手権大会は中止 されました。62ヶ国・地域が参加予定だったそうです。次回大会は未定のようですが、ひとつでも多くの国とひとりでも多くの選手が、平和で安全な環境下で参加できますように祈っています。
故藤田徹先輩のご冥福を心からお祈りいたします。
また、ご連絡いただいた57卒 江川先輩、H3卒 澤田先輩、H7卒 和泉先輩、ありがとうございました。
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