宣誓
本日ここに 第65回全日本実業団剣道大会が開催されるにあたり、本大会に選手として出場できますことは、この上ないよろこびであります。
我々実業団剣士は、時には良き友、時には鎬を削るライバルとして切磋琢磨し、お互いを高め合いながら、剣道を通じて人と人との輪(和)を広げています。この根底には、人間形成の道という剣道の本質が存在しています。
現在、世界では目を背けたくなるような紛争や、不要な争いが繰り返されています。今こうして宣誓している間にも、悲しみにくれ、絶望し、涙を流す人が存在しています。
だからこそ、我々実業団剣士には、剣道の本質を理解、実践しこれを世に広く伝播することで、この世界的課題に向き合う使命があると考えます。
本日の大会では、勝負への拘りは勿論のこと、先人を想い、会社、家族、友人への感謝を胸に、正々堂々と戦い抜くことを誓います。
令和5年9月18日
選手代表
三井住友海上火災保険株式会社
剣道部 主将 佐藤 大洋
<補足>
前年度優勝チーム主将、佐藤先輩(H30卒/桐光学園)の選手宣誓が素晴らしかったので、紹介させていただきました。
当日は、宣誓の言葉に前夜の 「VIVANT」最終回 を思い出し、涙が止まりませんでした。
そして、泣いていたので、前年度優勝チームの試合はよく見ていません。ホンマへ。元気ですか。復活を待っています。
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