本間渉先輩(R2卒/九州学院)が全日本剣道連盟のYouTubeに登場しています。
剣道アスリート紹介 Vol.9 本間渉選手(11分15秒)
そして我々中大OBは、動画で彼の相手をしているのが黒木先輩だということにも気が付くのであります。
R4卒黒木 裕二郎(九州学院)
ホンマが、熊本は水が美味しいと語るシーンがありますが(注:剣道について語る動画です)
昭和37年2月に発行された「斌徳」復刊一号にある、故一門幹郎先輩の詩を思い出しました。2008年8月にホームページで紹介 しましたが、もう一度掲載します。
森の都 商学部四年 一門 幹郎
熊本は森の都
樹々は緑の葉を付けて
路行く人に笑みかけん
紅染めし絵羽織の美しき人あり
菊にも似たる静かさは
樹々の間に消えいかん
熊本は森の都
幾星霜老い松の山並みに
若者の声響きたり
日傘さしたる絵姿の可憐な人あり
白蓮に似たる清らさは
遠き人となり行かん
熊本は森の都
雄々しき影の銀杏城に
遠き昔を唱いたる
故一門幹郎先輩(済々黌高校出身)は、1973年(昭和48年)11月の大洋デパート火災(熊本)の際に従業員としてお客様を誘導、犠牲となりました。享年34歳。
上の詩をこのホームページで紹介したのを、奇跡的にもご息女(おそらく)が目に留めてくださり、お礼のメッセージをいただいたことが忘れられません。高槻のメールには返信がありませんでしたが(返信の義務はないので大丈夫です)、お元気でいらっしゃいますように、お父様の分も長生きされますようにと祈っております。
ホンマの動画メッセージも立派ですが、モネの絵画を彷彿させるような故一門先輩の詩、これを大学生(中大の剣道部員)が「斌徳」に残してくれた・・・というのも、素晴らしいですね。
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