剣友会の諸先輩方、明けましておめでとうございます。ようやく平穏な日々が戻ってきた2024年。恒例になった少年少女稽古会、そして先輩方との新年稽古会から一年が始まりました。
小畔 直主将(法3・福大大濠)、小川 真英女子主将(経3・守谷)をはじめ、学生たち自らが考えた2024年のスローガンは「咲」。部員それぞれが個性と能力を花咲かせる、そして、男女とも王者に返り咲く、という意味が込められていました。
ここ数年ライバル校の躍進が目立つ中、全日本学生剣道選手権大会では、小畔 直と福岡 勇馬(経2・九州学院)のベスト8。全日本女子学生剣道選手権大会では池田 胡春(経2・中村学園)が準優勝、村田 結依(経1・守谷)がベスト8の成績を残しました。
夏合宿では萬歳先輩はじめ、新潟支部の先輩方に大変お世話になりました。もちろん(!)私も稽古から懇親会まで全日程参加し、無限に続くかのような謙信公武道館での追い込み切り返しや、笑いと涙溢れる最終日の寸劇まで、学生と一緒に、いや、もしかしたらそれ以上に、楽しませていただきました。
秋の団体戦では、関東学生剣道優勝大会でベスト8、関東女子学生剣道優勝大会では初優勝を果たしました。
全日本に向けての練習試合などが翌日にあったため公式な祝勝会は行えませんでしたが、大会終了後、会場周辺の居酒屋などでは自分のことのように喜び盛り上がってくださった先輩方が多数いらっしゃったと伺っています。
全日本では男女とも優勝が狙えるメンバーで臨みましたが、男子は惜しくも三位。女子はベスト8に終わりました。いずれも紙一重の試合展開でしたがわずかに届かず。女子では福岡大学が初優勝を果たし、男子も鹿屋体育大学が準優勝するなど、関東以外にも強力なライバルが多数いることを改めて思い知らされました。
そのような中、12月に行われた学連剣友剣道大会において、男子Ⅰ部で先輩方が見事連覇を果たされました。誠におめでとうございます。
今年こそは全国のライバル校にも、そして先輩方にも負けないように、引き続きスタッフ一同、学生たちとともに最大限努力いたします。引き続き、剣道部への変わらぬご支援・ご鞭撻をお願い申し上げます。
令和七年 正月
中央大学剣道部
部長 潮 清孝
※編注:文中、学生の年次は、当時のもの