2016年4月29日。
場所をなんばの大阪府立体育会館に移して開催された
全日本都道府県対抗剣道優勝大会は
埼玉県が26年ぶりの優勝。ベスト4入りも10年ぶり。
準優勝は愛媛県。ベスト4入りは19年ぶり。
失礼ですが、びっくりしましたー
特に印象的だったのは準決勝の対大阪府戦。
副将が終わって3(5)-2(3)で埼玉有利。
代表戦に望みをつなぐ地元大阪の大応援団が
石田先生の二本勝ちを後押しする完全アウェイの大歓声の中で
埼玉の大将、金田先輩(61卒)が
先取されながらも取り返し
この時点で埼玉県の勝利決定!
会場には大阪の大応援団の悲鳴の後、一瞬の静寂・・・
埼玉県、優勝候補の筆頭だった大阪府に歴史的勝利!
↓
怒られるかな~
でも昨年の埼玉県は
新村先輩(61卒)が大将をつとめた宮城県に
一本も獲れずに初戦敗退だったから・・・
言葉を濁して紹介したことを思い出します!
決勝は1(4)-1(4)のタイで大将戦へ。
引き分けがない、勝負がつくまでエンドレスという緊張感の中
5分で勝負がつかず。そのまま代表戦へ。
両者惜しい技が続き
両県の応援団が交互に歓声を上げる長い試合の結末は
金田先輩が見事なコテを決めて埼玉県の優勝!
愛媛県の選手たちは座ったまましばらく動けず
その間に埼玉県の選手たちが金田先輩に駆け寄りました。
いつも、この大会が終わってから岡山に帰省するのですが
(・・・つまり、GWの帰省ついでに取材しているダケなんですよ)
今年は閉会式の後まで残りました!
その事情で、今年は閉会式の写真もあります。
優勝 埼玉県 大将が金田先輩
準優勝 愛媛県
監督が遠藤先輩(54卒)、五将が大亀先輩(H21卒)
三位 三重県 五将が太田先輩(H24卒)
太田先輩はこの日、大活躍だったので
当然、優秀選手に選ばれるものだと・・・残念でした。
三位 大阪府(6年ぶりに中大関係者の出場なし)
ところで
閉会式の後で金田先輩におめでとうございます、と伝えたら
「どっちが勝っても良かったんだろう?」
と言われました。ええ、まぁ・・・
ワタシは愛媛県の応援団の席にいました。
そしてこの日はビデオを撮り続けていたのに
実は金田先輩の試合のビデオがひとつもなくて・・・
いや、あるんですが、わー失敗した・・・怒るかな~
*この動画は後日削除する可能性があります。
対秋田県戦。1(2)-0(0)の埼玉有利で大将戦。
湯澤先生に先取されるもそのまま一本負けで埼玉は勝利。
いやいや
素人のワタシなんぞがビデオを回さなくても
歴史に残るであろう、準決勝の対大阪府戦と決勝のコテは
もうYouTubeにあるでしょうから
みなさん、ご自身で探してください(えっ、そんな勝手な・・・)。
そして、一躍、剣道界のレジェンドとなった金田先輩は
自分のビデオがこのホームページに載らないこと
・・・なんぞに腹は立てないでしょうし
こんな小さなメディアで紹介しなくても
ちゃんとした一流剣道雑誌に立派な記事が載るでしょうから
レジェンドになれなかった後輩たちの奮闘ぶりを
ココに書きたいと思います。
今、帰省先の岡山にいて、パソコン事情がよろしくないので
東京に戻ってから続きを書きます(えっ、いつになるんだろう・・・)。
あ、そういえば、閉会式に残って良かったことがもうひとつ。
小田口先輩(H9卒・鹿児島商工)が
昨年の東西対抗に続いて見事に優秀選手の表彰。
東中尾先輩(60卒・鹿児島商業)と一緒に。
こちら、閉会式を待たずに会場を後にした長崎県。
東京都に無念の敗退でした。
長崎の方に勢いがあったのになぁ~
ビデオがあるので、後でUPします。
三将の藤山先輩(H19卒)が畠中選手(警視庁)に引き分け
副将の深川先輩(H7卒)が残り時間わずかで獲り返し
勝負を大将に回しました。長崎が勝つと思いましたが。
出場された選手のみなさまお疲れさまでした。
そして開会式でも言及されましたが、熊本県の関係者のみなさま
お身体を大切に、また次の試合でお会いできますように。